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ソムリエ通信

2007年09月

9月28日 ワインサロン再開です !

2007年09月28日 19:48

退院して1ヶ月たち、だいぶ体力も戻りやっと筋力もついてきました。やはり日頃のワインのお陰でしょうか・・・今日から自宅でのワインサロンを再開しました。9月にキャンセルした方々には、ご迷惑をおかけし、本当に申し訳ありませんでした。今回は、皆さん、ワインの勉強をずっと続けていらっしゃるヤングミセスのグループです。料理は、秋のきのこをたっぷり使い、メープルシロップを味付けに入れた鶏の一皿と、トマトソースのベーコン野菜リゾットです。久々なので、パートナーのお料理担当の曽根武子先生も特別に腕を振るいました。この日のワインは美しく、クラッシーなミセスの方にはぴったりの「シャトー・ヌフ・デュ・パプ」とドイツ、ナーエの「アウスレーゼ」です。ローヌ地方のワインのレクチャーと学習のあとは、素晴らしい試食と試飲の時間が待っていました。なかでも、ナーエの甘い白ワインは、きりりと冷やしていたので、やはり甘い鶏の煮込みをぐっと引き立てて、鶏本来の味わいが凝縮されていました。楽しい時間が瞬く間に過ぎていきましたが、お近くの方は、ぜひ今度ご参加ください。

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9月27日 アメリカワイン

2007年09月26日 19:26

今年の夏予定していた仏旅行が、入院という非常事態で延期となってしまいました。実はフランスにしようかアメリカにしようか迷っていました。というのは、アメリカのワインが最近興味深く、ちょっと訪れてみたいなぁと思っていたからです。写真はニューヨーク州のフィンガー・レイクスの白、シャルドネです。現地で購入を依頼したので日本ではあまり(まったく?)見かけないかも知れません。フィンガー・レイクスはその名の通り、手の指のように湖が広がっているところだそうです。州全体の85%の生産量がこの地区です。このシャルドネの味わいはきわめて爽快でした。湖の支流で取れるサーモンのソテーに合う感じがします。シャルドネ独特の酸味も柔らかく残っていて、確かに湖のクリーンな水を連想させます。

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9月20日 リハビリに行って思うこと

2007年09月20日 13:38

週一度通院している病院のリハビリテーション科はとてもよいと思います。担当の先生は女性で、とても柔和な眼差し、丁寧にケアしてくれます。リハビリでわかったことは筋肉がとても大切だということです。ずっと安静にしていたので、筋力が思った以上に落ちていることにびっくりしました。治療は、少しずつもとの筋力に復活させるプログラムになっています。

ワインではよく「骨格がしっかりしている」と、表現しますが、ワインの骨格とはまた筋肉とは何でしょうか?「ワインの骨格」とは、ワインを性格づける様々な濃縮された成分そのもの。筋力は、原料のブドウ、やがて、筋力は、骨格を形成しサポートしていきます。

リハビリの先生をイメージして選んだワインは、チリのオーガニックワイン、有機転換中のピノ・ノワール90%で造られた「コノスル・コンバージョン」です。ブドウを有機農法へと変えながら、ケアを怠らずとても美味しいワインを造っています。口に含むと柔らかな味わいの中にブルゴーニュのようなピノ・ノワールの力強さを感じます。ラベルに描かれている自転車は、農夫たちが毎日自転車でぶどうを見るため畑に向う姿をあしらったものです。先生の丁寧なリハビリ指導と内に秘めた芯の強さをこのワインに感じます。このワインも先生に飲ませないで、家で飲んでしまいました。(ごめんなさい!)

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9月10日  ヘルニアとの闘い 終焉へ! 通院初日

2007年09月10日 19:42

椎間板ヘルニアは、本当は原因がよくわからないそうです。私の場合は、手術ではなく、治すということになり、先生に「大丈夫でしょうか?治りますか?」と聞くと、先生「若い人ほど早いですよ。」 私、「で、私は?」 先生、「瀬戸際です。」。自称“若いソムリエ”としては11月のボジョレーヌーボーに完全復帰を目指しています。担当の先生は面白くてとても優しい方です。でも、「まだ若いですから、頑張りましょう!」と言う言葉は、残念ながら聴けませんでした。まあ、仕方が無いですね。でも信頼していますよ。今日は、診察で順調に治っていると言われ、少し嬉しかったです。 

先生をイメージして選んだワインは「コート・ロティ2002」です。「ローストされた丘」という名のローヌ地方北部の赤ワインです。ここは太陽の光が降り注ぐ、焼けるような丘です。しっかりしたシラー種で造られますが、少しだけ白ブドウのヴィオニエを混ぜてもOKというワインです。患者さんに対する熱い情熱が、夏の暑い太陽を思わせるとともに、それをしっかり受けとめる丘が彼のイメージにしっくり来ます。もちろん優しさも十分備えた素晴らしい方です。(褒め過ぎ!?)先生には差し上げず、自分の家でゆっくり味わいました。  

  

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